パソコンは習熟度が高ければ高いほど、仕事や家庭で何かと役に立ちますが、子供に使わせるとなると話は少し変わります。有害サイトへのアクセスや対面コミュニケーションの希薄化、視力の低下など、考慮すべき注意点がいくつか出てきます。

 携帯電話も同じです。外出先で親と連絡を取れる利点がある一方で、親に隠れて知らない人間と連絡をしたり、ネット上の悪質な掲示板に利用したりする危険性があります。

 では、親御さんたちはみなさん、どうやって子供にパソコンや携帯電話を使わせているのでしょうか。それを調べるため今回は、日経パソコンのメルマガ読者を対象にアンケートを実施してデータを集めました。有効回答者数は466人。そこから、今どきの子供たちのパソコンと携帯電話の利用実態が明らかになりました。順を追って見ていきましょう。

 まずは何歳ぐらいの子供が、どの程度パソコンを使っているのでしょうか。アンケートの結果を見ると、回答者のお子さんは、使用頻度の差こそありますが、約9割がパソコンを使っているようです(下グラフ)。「毎日のように使っている」という子供も29%います。使用頻度が高い子供は、おそらく中学生や高校生のお子さんではないでしょうか。そこで学年別でもデータを分析してみることにしました。

学年別のパソコンの使用状況。未就学児でも66%が使っているという実態が明らかに

 学年別にデータを分析してみると、やはり使用頻度が高いのは中高生でした。どちらも約半数が毎日のように使っています。一方で驚いたのは、幼稚園や保育園などに通う未就学児でも66%がパソコンを使っていること。お絵かきやWebサイト上の簡易ゲームの使用が大半だと思いますが、幼稚園生がキーボードとマウスを器用に扱っている姿は、今ではそう珍しくないのかもしれません。

 次回は、子供たちがどのような用途でパソコンを使っているか、具体的に見ていきます。

全体の約9割がパソコンを使用。使用頻度では、「毎日」「時々」「ごくたまに」がそれぞれ3割ずつ程度で分け合った

【調査概要】
「パソコン(携帯電話)と子どもの気になる関係について」というアンケートを、2007年5月14日から22日までの9日間、日経BP社のWebサイト上で実施。日経パソコンのメールマガジン読者に対してアンケート実施を告知してデータを集めた。有効回答者数は466人(男性391人、女性75人)。回答した方の子供は、男子237人、女子229人。子供の学年別構成比は、未就学児(幼稚園・保育園など)20%、小学生低学年(1~3年)16%、小学生高学年(4~6年)22%、中学生19%、高校生12%、大学、短大、専門生以上7%、社会人4%。

「子どもとPC&ケータイ 利用実態調査」一覧ページ