仕事上の大事な文書ファイルや思い出のデジカメ写真をうっかり削除して青くなった経験はありませんか。実は、ファイルを消した直後なら専用のソフトを使って大抵のファイルは復活できるのです。いざというときでも慌てずに済むファイル復活の秘訣をしっかり身に付けましょう。

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 大事なファイルをうっかり削除してしまい、真っ青になった経験はないだろうか。自分で作り直したり、作成者に再送してもらえるファイルならよいが、取引先の営業記録など二度と再現できないファイルも多い。

 ところが、うれしいことに正しい手順さえ踏めば多くのファイルを復活できる。この特集では、ピンチを脱出するためのファイル復活の”王道”を紹介する。通常のファイル復元から、メールやデジカメ写真の復元までを用途別に解説していく。

 そもそも、ファイルはどんなときに失われるのだろうか。まずは、「ごみ箱」の機能について確認しておこう。通常、削除したファイルはドラグしてごみ箱に入れる。この時点では、ファイルはごみ箱専用のフォルダに移るだけ。ハードディスクから消えたわけではない。ごみ箱の中のファイルは右クリックメニューで「この項目を元に戻す」を選ぶと、元のフォルダに戻る(図1)。

図1 ごみ箱に入れただけなら、ファイルは簡単に復活できる。ファイルを選んで、「この項目を元に戻す」を選べばよい

 問題は、ファイルをごみ箱から削除した場合だ(図2)。「ごみ箱を空にする」という操作をすると、ファイルはごみ箱から削除され、ファイルは開けなくなる。また、ごみ箱専用のフォルダには容量の上限がある。この容量がいっぱいになると、古いファイルから自動的に削除されてしまう。

図2 問題は、ファイルをごみ箱から削除したときや、間違えてメディアをフォーマットしたときだ

 削除するファイルがごみ箱に入らないケースもある。ネットワーク上のハードディスクやメモリーカードなどの外部メディアに保存されたファイルを削除すると、ごみ箱には入らずに直ちに削除されてしまうのだ。

 また、単純な操作ミスで、すべてのファイルを失うこともある。例えば、メモリーカードやハードディスクを誤ってフォーマットした場合だ。

[でも多くの場合は復元可能。その方法は…:次のページへ]

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