ネットの向こうに置いた複合プリンターが我がIntel Macで使えない。工夫の揚げ句、その中でWindowsを動かし、さらにその中でプリントするなんて変則運用を続けていたが、ようやく普通に使えるようになった。せっかくだからその人柱日記を迷えるMacユーザーのために書いておこう。

USBデバイスサーバーのMac向けユーティリティー発見(他社製だけど...)

 11月2日掲載の当コラム「壊れたプリンターが教えてくれたネット接続の極意」でその「ロング&ワインディングロード」ぶりを書いた。要するに、自宅内のさまざまな場所やパソコンからネットワークに接続した複合プリンター「PM-A970(エプソン)」を使おうとして、USBデバイスをネットワークに接続するアダプター、コレガのCG-FPSU2BDSを用意したがIntel CPU搭載のMacBook Proからはなぜか使えなかったという話。仕方がないので、Intel Mac内でParallelsを使ってWindowsを動かし、その環境にCG-FPSU2BDS用のドライバーとコントロールソフトをインストールし、その中で印刷、スキャンができるようにした。

 いやあ、なんとも変則的な利用方法だが、仮想空間の威力をかいま見ることができ、よい勉強にもなった。仮想的なコンピューター動作環境を作ってやればハードウエアを接続するポートが仮想的に追加できる。追加は実際に電気的なポートを物理的に追加するのではなく、論理的な仮想ポートを追加する。したがって、追加する物理的なコンセントはネットワークを通じて、向こう側に置くことができる。通信する方法はTCP/IP経由で行うのだから、ネットワーク自体は無線LANだろうが光ファイバーだろうが、関係ない。

 さて、Windows環境をマックの中に作って印刷できたとしても、そんなことで満足しないのが私の性格だ。何としてでも、素の状態のMacBook Proでこの仕組みを使いたい。いろいろ調べたら、このコレガの製品を共同で開発しているサイレックス・テクノロジーが無線LAN対応のUSBデバイスサーバ、SX-2000WGなる製品を出していることが分かった。USBポートを仮想的に利用可能にするものだからネットワークが無線LAN経由だろうがギガビットイーサだろうが問題無く動作するのではないかと考えた。

 SX-2000WG用のソフトウェアダウンロードコーナーを調べたらIntel Mac向けUSBデバイス接続用ユーティリティ、SX Virtual Link(2006年11月17日版)なるものがあるのを発見。早速、サイレックス・テクノロジーのサイトからこれをダウンロードしてくることにした。

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