「システムの復元」は、Windowsのシステムを保存して、何か不具合があったときに元の状態に戻せるようにする機能だ。Windows MeとWindows XPが搭載している。Windows XPでは「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」を選択し、「アクセサリ」「システムツール」「システムの復元」と選ぶ。ここの画面で、その時点でのシステムの状態を保存する「復元ポイント」を作成できる。

 システムの復元機能を使うと、アプリケーションやデバイスドライバーのインストール状況、またはレジストリなどシステム関連のデータが元の状態に戻る。ただし、ユーザーが作成した文書や画像などのデータは復元前の状態のままで、消えることはないので安心だ。ただし、削除してしまった自分のデータを元に戻せるわけではないので要注意だ。

 Windows XPの場合は24時間ごとに復元ポイントを自動的に作成する。もし、電源を切っていた場合は、次に電源を入れたときに新たに作成する。ほかにも、認証のないデバイスドライバーをインストールしたときや、WindowsUpdate機能を使ってアップデートプログラムをインストールしたときにも復元ポイントが作成される。

図1 システムを復元するときに使うデータは、Windowsのアップデートプログラムを入れたときなど定期的に自動作成される


図2 システムの復元ではシステム関連の情報がバックアップされている


図3 基本的にユーザーデータはバックアップ対象にならない


出典:日経パソコン 2004年1月5日号
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