デルは2007年7月11日、個人事業者・中小企業向けパソコンの新ブランド「Vostro(ボストロ)」を発表。Vostroブランドのノート3モデル、デスクトップ2モデルの販売を開始した。価格は、ノートが6万5100円から、デスクトップが5万6700円から。

 今まで同社には、スモールビジネス(個人事業者・中小企業)向けのブランドはなかった。スモールビジネスのユーザーは、個人向けのInspiron(ノート)やDimension(デスクトップ。現在ではInspironに統合)、あるいは中堅・大企業向けのLatitude(ノート)やOptiPlex(デスクトップ)を選択していた。同社では製品戦略を見直し、スモールビジネス向けに、新たにVostroというブランドを用意した。

 Vostroの特徴の一つは、「サポートサービスの充実」(ホーム・スモールビジネス・マーケティング本部ディレクターの小林治郎氏)。専用の電話番号による24時間365日体制の電話サポートサービス「24時間365日テクニカル電話サポート」を標準で提供。また、デルの担当者がリモート操作でパソコンのトラブルを解消できるようにするソフトウエア「デルコネクト」などもバンドルする。一方、個人向け製品とは異なり、サードパーティのソフトウエアの試用版はバンドルしない。Officeソフトはオプション。Office 2007 Personalや同with PowerPointなどを選べる。

 今回発表されたVostroのノートは3モデル。液晶ディスプレイが14.1型のVostro 1400、15.4型のVostro 1000および1500。1400と1500ではインテル、1000ではAMDのCPUを採用している。ベーシック構成の価格は、Vostro 1000が6万5100円、Vostro 1400が7万3500円、Vostro 1500が8万6100円。

 デスクトップシリーズは2モデル。ミニタワー型の「Vostro 200ミニタワー」と、省スペース型の「Vostro 200スモールタワー」。きょう体のサイズなどを除けば、基本的なスペックはほぼ同じ。ベーシック構成の価格は、Vostro 200ミニタワーが5万6700円、Vostro 200スモールタワーが5万8800円。

 いずれもBTO対応で、CPUやメモリーなどは購入時に選択できる。OSはWindows VistaあるいはXP。ただしVostro 1400については、Windows Vistaのみ。