米グーグルは2007年5月16日(米国時間)、「ユニバーサル検索」と呼ぶ構想を明らかにした(発表資料)。インターネット上に存在する多種多様な情報を横断的に検索し、ユーザーが求めるものをまとめて提供することを目標としている。その第一弾として、文字や画像、動画、地図など多様な情報を一度に検索できる新しいユーザーインタフェースを公開。一つのキーワードを入力して検索を実行すれば、さまざまな種類の情報が一つの画面にまとめて表示される。

 グーグルは、ユニバーサル検索のビジョンを、「すべての情報の内容を検索し、それらの重要度をリアルタイムに分析し、ユーザーが求めている情報を一つのまとまった形で提供すること」と説明している。現在は、テキスト、画像、動画など、情報の種類ごとに異なった検索メニューを利用しなければならない。これを改善し、一度検索を実行するだけで、データの種類にかかわらずユーザーの求める情報を的確に探し出すことを目指しているわけだ。

 同日公開したユーザーインタフェースは、その第一歩となるもの。同社が例に挙げているのは、「darth vader(ダース・ベイダー)」で検索した結果だ。画像やテキスト、「YouTube」に投稿されている動画などが、一つの画面にまとめて表示される。

 検索結果の上部に、ナビゲーションのためのメニューを動的に表示する機能も追加した。ユーザーが入力したキーワードに応じて、追加情報を探すのに適したメニューが現れる。例えばプログラミング言語の名前である「python」というキーワードで検索すると、ブログや書籍、プログラムのソースコードなどを検索するためのメニューが表示される(検索結果)。これらを手がかりにすれば、当初は想定していなかった種類の情報に出会える可能性があるとしている。