今年は,Windows Server Systemのセキュリティ向上と性能強化がはかれる製品が続々と登場しています。Windows Server 2003にとって初のサービス・パックとなる Service Pack 1,AMD64/EM64Tに対応する64ビットCPU向けのWindows x64 Editions,そのほかパッチ配布ツールやシステム管理製品——など充実したラインナップです。今回は,最近公開した記事の中からWindows Server 2003 x64 EditionsとWindows XP Professional x64 Editionに関する解説/ニュースをピックアップしてご紹介します。


解説

x64 Editionを6年前の64ビットWindowsと比較する(05/28)
 私は,AMD64対応のCPUを搭載するマシン上で「Windows XP Professional x64 Edition」を評価しており,楽しんでもいる。だが,まだ大好きと言っていいかどうか決めかねている。6年前にも私は64ビット版Windowsを動かしたことがあるので,まるで振り出しに戻り,デジャビュを見ている感じだ。

「Windows x64はAMD64にスペシャル・チューニングされている」と米AMD(05/26)
 マイクロソフトは2005年5月24日,AMD64やIntel Extended Memory 64 Technology(EM64T)などの64ビット・アーキテクチャのプロセッサ向けとして,64ビットWindowsである「Windows XP Professional x64 Edition」と「Windows Server 2003 x64 Edition」を発表した。日経Windowsプロでは,米Advanced Micro Devices(AMD)でEnterprise Software Strategy部門に所属するマーガレット・ルイス氏にインタビューを行った。

出荷が迫るx64 Edition,サーバー・メーカー各社が続々と対応(04/26)
 x86との互換性を備えた64ビット・アーキテクチャである「x64」(AMD64およびIntel EM64Tの総称)向けのWindowsが登場する時期が明らかになってきた。マイクロソフトは,デスクトップ向けに「Windows XP Professional x64 Edition」の1製品,サーバー向けに「Windows Server 2003, Standard x64 Edition」「同Enterprise x64 Edition」「同Datacenter x64 Edition」の3製品を,2005年5月中旬から順次,出荷開始する予定だ。

ニュース

マイクロソフト,AMD64/EM64T対応のWindows XP x64 Edition日本語版を正式発表(05/24)
 マイクロソフトは5月24日,AMD64/EM64T対応の64ビットCPU上で動作するクライアント向け64ビットOS「Windows XP Professional x64 Edition」の日本語版を発表した。6月1日からボリューム・ライセンス契約をしているユーザー向けに提供開始する。パッケージ版の販売予定はない。DSP(Delivery Service Partner)版は,既に4月23日から販売が開始されている。

PTCジャパン,Windows XP x64 Edition上で動作する64ビットのCADソフトを発表(05/24)
 PTCジャパンは5月24日,Windows XP Professional x64 Edition上で64ビット・アプリケーションとして動作するCADソフト「Pro/ENGINEER Wildfire 2.0」を発表し,同日出荷開始した。Pro/ENGINEER Wildfireは3次元機械設計用のCAD/CAM/CAEソフト。

マイクロソフト,x64版のWindows Server 2003を正式発表(05/16)
マイクロソフトは5月16日,AMD64とIntel Extended Memory 64 Technology(EM64T)に対応したプロセッサ用の「Windows Server 2003 x64 Editions」を発表した。パッケージ版とボリューム・ライセンス版を6月1日に発売するほか,NEC,デル,東芝,日本IBM,日本ヒューレット・パッカード,日本ユニシス,日立製作所,富士通,三菱電機インフォメーションテクノロジーがプリインストール機を販売する予定。

【WinHEC速報】サーバー・アプリのx64対応が続々進行,サード・パーティの64ビット化状況も一覧可能に(04/27)
 米シアトルで開催中のハードウエア開発者会議「WinHEC(Microsoft Windows Hardware Engineering Conference) 2005」では,正式発表されたWindows XP/Server 2003の各x64 Editionに関するセッションが数多く開かれている。サーバーに関しては,今後Microsoftがリリースするx64対応サーバー製品のロードマップが発表されたほか,クライアントに関しても,x64 Editionの普及活動方針が明らかになった。

【WinHEC速報】x64 Editionではサーバー・サービスの性能が大幅向上---マイクロソフトがベンチマーク結果を公表(04/27)
 米Microsoftはシアトルで開催中のハードウエア開発者会議「WinHEC(Microsoft Windows Hardware Engineering Conference) 2005」で,正式発表したWindows Server 2003, x64 Editionのベンチマーク結果などを公表した。64ビット化の効果が最も見込まれるのはターミナル・サービスで,1台のサーバーで収容可能なユーザー数が2.7倍に増加する。また,1万ユーザー以上の環境のActive Directoryの性能も,大きく向上する見通しだ。

米Symantec,企業向けウイルス対策ソフトの新版でWindows x64 Editionへの対応を表明(04/26)
 米Symantecは米国時間4月25日,同社の企業向けウイルス対策ソフト「AntiVirus Corporate Edition 10.0」が,Windows XP Professional x64 EditionとWindows Server 2003 x64 Editionに対応する予定であることを発表した。価格や出荷時期は発表していないものの,保守契約の期間内であれば無償でアップグレードできるという。

【WinHEC速報】Windows技術統括責任者ジム・オールチン氏会見,64ビット化の意義とLonghornの見通しを語る(04/26)
 米Microsoftのプラットフォーム部門担当グループ・バイスプレジデントであるJim Allchin氏は4月25日(米国時間),米シアトルで開催されたハードウエア開発者会議「WinHEC(Microsoft Windows Hardware Engineering Conference) 2005」にて記者会見を行い,今後のWindowsの開発方針などを説明した。Windows OSの技術統括責任者であるJim Allchin氏は「64ビット化はわれわれの環境に非常に大きな変化をもたらす。64ビット化への移行は早いだろう」と見通しを述べた。

【WinHEC速報】x64対応アプリケーションの計画とLonghornの互換性機能などが明らかに(04/26)
 米Microsoft会長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのBill Gates氏は4月25日朝(現地時間),Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC) 2005の冒頭で基調講演を行った。Gates会長の発表のハイライト部分は既報の通りであるが,ここでは同氏やMicrosoftの幹部が言及したそのほかの話をまとめたい。

【WinHEC速報】ゲイツ会長が基調講演でx64 Editionを正式発表,Longhornもデモ(04/26)
 米MicrosoftのBill Gates会長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトは4月25日(米国時間),米国シアトルで開催されたハードウエア開発者会議「WinHEC(Microsoft Windows Hardware Engineering Conference) 2005」で基調講演を行った。Gates会長は,Windows XP Professional並びにWindows Server 2003の「x64 Edition」を正式発表したほか,x64 EditionやWindowsの次期バージョンである「Longhorn」(開発コード名)のデモを実施し,「64ビット・コンピューティングやLonghornによって,パソコンのセキュリティや信頼性,性能が向上する」と語った。

米MicrosoftがWindows XP x64 Editionへの交換プログラムを発表,日本では5月から(04/26)
 米Microsoftは4月25日,32ビット版Windows XP Professionalのライセンスを64ビット版のWindows XP Professional x64 Editionに交換する「Windows x64 Edition Technology Advancement Program」を発表した。x64 Editionは,AMD64/EM64Tに対応するCPU向けの64ビットWindows。日本では,DSP版が4月23日から販売されている。

Windows XP x64 Editionがいよいよ発売,秋葉原では恒例の深夜販売(04/23)
 64ビットOS「Windows XP Professional x64 Edition 日本語版」の発売が4月23日に始まった。東京・秋葉原では,深夜0時に一部店舗が臨時営業,DSP(Delivery Service Partner)版という形態の同製品をいち早く販売した。

日本語Windows XP x64 EditionのDSP版が4月23日に販売開始,秋葉原では恒例の深夜販売(04/18)
 AMD64/EM64T対応の64ビットCPU向けOS「Windows XP Professional x64 Edition 日本語版」のDSP(Delivery Service Partner)版が4月23日から販売される。64bit-Forum事務局のWebサイトで公表された。秋葉原では,同日午前0時から販売を開始するパソコン・ショップがある。マイクロソフトは4月7日,同OSの完成を発表したが,出荷時期は明らかにしていなかった。