Windows IT Pro誌で筆者が報じた後(既報),米MicrosoftはWindows 2000 Service Pack 5(SP5)の提供中止と,その代わりとなるアップデート・ロールアップの提供を正式にWebサイトで発表した(該当サイト)。同サイトでは「Windows 2000システムのセキュリティと安定性を,ユーザーができるだけ簡単に維持するため,Windows 2000 SP4に対するアップデート・ロールアップを2005年半ばにリリースする予定だ」とある。

 アップデート・ロールアップは,SP4がリリースされてから,同アップデート・ロールアップを出荷するまでに提供されたWindows 2000のすべてのセキュリティ関連のアップデートが搭載される。また,セキュリティ以外の重要なアップデートも多少含まれる。公式声明では,Microsoftは完全なサービス・パックに比べて,テストが少なくて済むとしている。アップデート・ロールアップの中身のほとんどが既にリリース済みであるためで,Windows 2000を使っている企業は,恐らくテストが済んでいるだろう。そのほうがユーザーの必要性に合っていると,Microsoftは考えている。

 アップデート・ロールアップのFAQというWebページには次のことが書かれている(該当サイト)。同アップデート・ロールアップは,Windows Updateによる重要な更新としてリリースする。インストールは,サービス・パックのようなシステムの変更を伴わない。SP4はWindows 2000の最後のサービス・パックになる。SP4+アップデート・ロールアップが稼働するシステムは最新の状態であり,2010年1月にWindows 2000のサポートが切れるまでの最終版でもあるという。これら情報は,筆者が先週目にした内部文書とほとんど同じものである。

(Paul Thurrott)

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