Windows XP Service Pack 2(SP2)の新しいベータ版には,いくつか注目すべき変更点があった。まず,システムを初めてリブートするとすぐ,ログオンする前にWindowsの自動更新機能を有効にするかどうかを尋ねてくる。Windows Updateには「Express Install」という機能が追加された。そのコンピュータに適用すべきすべての重要なセキュリティ・パッチを一括ダウンロードしてインストールしてくれる。

 新しいインターネット接続ファイアウオール(ICF)は,コントロール・パネルの[Network and Internet Connections]サブフォルダの中に新しいアイコンとして登場するほど,位置付けが高くなっている。ICFの設定画面は複数のタブを持つ構成になり,オプションの数が非常に増えた。オリジナルのICFの設定画面は,その機能を有効にするかどうかのチェック・ボックスが1つあるだけの単純なものだった。

 インターネット・エクスプローラ(IE)6はバージョン6.0.2900.2055にアップデートし,ポップアップ広告をブロックする機能が追加された。例えば,特定のWebサイトに初めてアクセスしたとき,ポップアップ広告を表示しようとしている場合に通知してくれる。そのポップアップ広告をどう処理するかは簡単に決められる。便利な機能である。

 IEには,プラグインを構成・管理するユーティリティも追加された。IEがサポートするプラグインを有効にしたり,無効にしたりできる。

 Outlook 2003に組み込んだスパム対策と同様に,Outlook Express(IEと同じバージョン6.0.2900.2055)でもHTMLメールに含まれるイメージ・データがデフォルトでブロックされる設定になった。場合に応じて,ボタンを押せばイメージを見ることも可能である。

(Paul Thurrott)

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