ソニーコミュニケーションネットワークは5月12日,インターネット接続サービス「So-net」の会員向けに迷惑メール対策機能を強化すると発表した。(1)迷惑メールの判定,(2)パスリスト,(3)ブラックリスト,(4)自動振り分け――の4種類を提供する。

 いずれも,センドメールのメール・サーバーが備える迷惑メール対策機能「Sendmail Mailstream Anti-spam Solution(Sendmail MAS)」を使って実現する。(1)は,Sendmail MASが迷惑メールと判断したメールの件名(サブジェクト)に[ meiwaku ]という文字列を挿入する。ユーザーはメール・ソフトの振り分け機能を使い,[ meiwaku ]の文字列が含まれるメールを受信ボックスに入れないようにできる。

 (2)は,特定のメールを迷惑メールと判別しないようにするホワイトリスト機能。(3)は特定のメールを必ず迷惑メールとして処理するブラックリスト機能である。メール・アドレスや送信者名,件名などを条件に設定できる。(4)は,迷惑メールと判断したメールをメール・サーバー上の迷惑メール・フォルダに振り分け,受信しないようにする機能。迷惑メール・フォルダに振り分けられたメールは,Webブラウザで確認することもできる。

 (1)と(2)は6月2日,(3)と(4)は今夏の提供を予定する。いずれもSo-netの会員であれば無償で利用可能。

 なお,「Sender ID/SPF」や「Domain Keys」といった送信ドメイン認証技術は,「重要性を認識しており対応する方向で検討しているが,具体的な時期は未定」(同社広報担当)としている。

(榊原 康=日経コミュニケーション