総務省は4月18日,1.7GHz帯での第3世代携帯電話(3G)サービス実現に向けた技術条件を検討する「1.7GHz帯IMT-2000技術的条件作業班」の第1回会合を開催した(写真)。

 作業班では,(1)1.7GHz帯でW-CDMA(wideband-code division multiple access)およびCDMA2000を導入する際の技術条件,(2)1.9GHz帯を利用するPHSとの干渉検討--の2点をまとめる。(1)については,従来800MHzと2GHZ帯のみで規定されていた無線設備の技術基準に,1.7GHz帯を新たに加えるための条件を,NTTドコモとボーダフォン,KDDIが変更案を提示した。(2)のPHSとの干渉については,電波産業会とウィルコムが移動局と基地局それぞれにおけるシミュレーション結果を報告した。

 各社の報告は,5月12日に開催予定の次回作業班までに報告書案としてまとめる。その後上位組織の携帯電話等周波数有効利用方策委員会に提出し,5月30日に開催予定の情報通信審議会に報告。1.7GHz帯の3Gサービス実現に向け,急ピッチで手続きが進められる。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション