KDDIと沖縄セルラー電話は3月23日,携帯電話サービス「au」のデータ通信料金を改定し,上限4410円でEZwebとEメールが使い放題の「ダブル定額」に月額1050円から利用できる「ダブル定額ライト」を5月1日から追加すると発表した。

 ダブル定額は,携帯電話向けコンテンツ「EZweb」とEメールのデータ通信が上限4410円で使い放題となるサービス。ただし従来は,4万パケットの無料通信分を含んだ下限利用料2100円を毎月支払う必要があった。新サービスのダブル定額ライトは,この下限利用料を1050円に引き下げる。なお無料通信分は1万2500パケットとなる。

 上限の4410円に至るまでのパケット当たりの単価は,従来からのダブル定額が0.0525円,ダブル定額ライトが0.084円である。そのため利用パケット料が2万5000パケット以上8万4000パケット以下の場合は,ダブル定額の方が安価だ(図)。

 「狙いはデータ定額制ユーザーの拡大。着うたや着うたフル,着ムービーなど定額ならではのサービスの利用増が見込め,他社との差異化につながる」(KDDIの多田一国au事業企画本部au事業企画部課長補佐)。今後も電子書籍や物品販売,オークションなど定額制を生かしたサービスを拡充する予定だという。またダブル定額ライトで,パソコン向けWebサイト閲覧サービス「PCサイトビューアー」の定額制も利用可能だ。

 また同時に,カード型端末と音声端末を両方契約したユーザー向けの割引サービス「WINシングルセット割」の追加を発表した。カード型端末向けデータ通信サービス「PacketWINシングルサービス」の基本使用料を最大4200円割引する。

(白井 良=日経コミュニケーション