NTTドコモは2月17日,「PHSの新規加入の受付を4月に停止して2~3年以内に事業から撤退する」との一部報道に対して「当社として発表したものではなく,現段階で具体的に何も決定していない」と否定するコメントを発表した。

 1月末時点でドコモのPHSサービスの加入者数は139万1900で,ウィルコム(旧DDIポケット)に次ぐ2位。しかし,2003年6月から加入者の純減が続き苦戦中だ。2004年3月期の実績は,売上高757億円で営業損益は355億円の赤字である。

 今回の報道に関し,通信事業に詳しいある有識者は「140万人近いユーザーがいるサービスをわずか数年で停止することは難しい」と指摘。「サービスを停止しようとするとユーザーがどういう反応をするか見るため,意図的にリークしたのでは」と予想する。

(白井 良=日経コミュニケーション