日立製作所は1月5日,KDDIから無線パケット通信規格「1xEV-DO」の拡張仕様「リビジョンA」に対応した携帯電話基地局を受注したと発表した。KDDIは2GHz帯を使う1xEV-DOサービス向けにこの新型基地局を導入し,2006年度から全国へ展開する見込みである。

 リビジョンAは,CDMA2000方式携帯電話の標準化団体「3GPP2」が2004年3月に制定した国際標準規格。下り方向の最大通信速度を2.4Mビット/秒から3.1Mビット/秒に高める。また,放送型コンテンツなどを効率よく配信するためのマルチキャスト配信機能やQoS(サービス品質)管理機能,テレビ電話など双方向の高速データ通信アプリケーションを想定した上り方向の高速化技術などを盛り込んでいる。

(高槻 芳=日経コミュニケーション