無線LANスイッチ・メーカーである米アルバワイヤレスネットワークスが有線LANを含んだセキュリティ・ソリューションを提供すると表明した。「これまではワイヤレスのセキュリティ機能だけだったが,これからはワイヤレスとセキュリティの両方を提供する会社になる」とケルティ・メルコーテ副社長は宣言した。

 同社ではこのソリューションを「Gridアーキテクチャ」と名付けた。製品体系の名称も無線LANスイッチを「Gridコントローラ」,アクセス・ポイントを「Gridポイント」,従来AirOSと呼んでいたOSを「Gridコントロール・システム」と変更する。

 無線LANのアクセス・ポイントに複雑な機能を持たせず,認証など複雑な作業をすべてGridコントローラで行うというスタイルは従来通り。新たにGridポイントの一つとして有線のLANスイッチを投入して,LAN上のパソコンなどの端末にも無線端末と同じセキュリティ機能を適用できるようにした。例えば米サイゲート・テクノロジーズのRADIUS(remote authentication dial-in user service)サーバーを使って,無線・有線すべての端末が,認証を必要とするようにできる。無線・有線を合わせた検疫システムも実現できる。

 このLANスイッチは既存のスイッチのサーバー側に数珠つなぎする形で利用できるので,既存の装置やネットワーク構成を変えずにセキュリティ機能を追加できるのも特徴だ。

(松原 敦=日経コミュニケーション