NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は10月1日,新たな電話プラン「PL@TINUM LINE(プラチナ・ライン)」を12月1日から開始すると発表した。NTTコムにマイラインプラスに登録すると,市内・市外・国際・携帯電話への通話料金が従来よりも割安になる。日本テレコムやKDDIが相次いで発表した固定電話サービスに対抗する。

 PL@TINUM LINEの通話料は,距離区分に応じた通話料制度を廃止し,市内・県内市内が3分8.4円,県間通話が3分15.75円の一律料金となる。携帯電話への通話料金も,一律3分55.125円にした。国際電話の通話料は,従来より4割引き下げる。月額基本料などは不要である。

 このほか,県間/国際の2区分をNTTコムにマイライン登録した利用者向けの割り引きプラン「シャベリッチ・ワイド」も用意する。同プランを契約すると,県間通話は事前に登録した3番号への通話料金が最大6割引きとなる。国際通話は,月額1000円以上の通話料金分について,最大5割引きとなる。いずれも,他のオプション・サービスの併用や通話する時間帯によって,割引率が変わる。

 NTTコムはこれらの新プランの投入により,「KDDIや日本テレコムの固定電話サービスと戦える」(前田幸一・コンシューマ&オフィス事業部長)と説明する。KDDIや日本テレコムのようなドライ・カッパーを利用した直収電話サービスの提供については「研究はしている」(前田事業部長)とコメントするにとどめ,明言を避けた。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション