グレープシティは2005年5月12日,.NET Frameworkで動くタブ切り替え用ユーザー・インタフェース部品「TabPlus for .NET 1.0J」を発表した。複数の画面を一つのウィンドウ内で切り替えるのに使う。2005年6月16日に同社のWebサイトでダウンロード販売を開始する。同社製品のユーザーには,無償配布を予定している。
タブ切り替え用部品(コンポーネント)は,.NET Frameworkも標準で備えている。ただしごく基本的な機能しか持たず,「開発者からは不満の声が多く上がっていた」(同社のマーケティング・コミュニケーション本部の福地雅之氏)。TabPlus for .NETは,こうした開発者から要望の多かった機能を盛り込んだもの。最も大きな特徴が,.NET Framework標準のコンポーネントよりもデザインや配置をさまざまに変更できることだ。例えば標準コンポーネントはタブのデザインを2種類しか選べないが,TabPlus for .NETでは20種類を用意している。またタブとタブの間隔を任意に設定したり,個々のタブに異なる色を付けることが可能。タブの耳に表示させる文字列を縦書きにすることもできる。
価格は2万9400円。このコンポーネントを利用して開発したアプリケーションの配布にはライセンス料はかからない。また同社製品の登録ユーザーには,無償ダウンロードの案内をメールで送付する予定である。「初めての製品なので,まず広く使ってみてほしい」(福地氏)。年回の販売目標は3000本だが,このうちの半数は無償での配布を想定しているという。
(八木 玲子=日経バイト)
