米Borland Softwareは,2005年第2四半期の決算を米国時間8月2日に発表した。GAAP(会計原則)ベースの売上高は6660万ドルで純損失1750万ドル(希薄化後の1株当たり損失23セント)の減収赤字となった。純損失には,1570万ドルのリストラ関連費用が含まれる。

 GAAPベースとしない場合,純利益は7万4000ドル(希薄化後の1株当たり利益は0セント)だった。

 同期の業績は,同社が7月5日に発表した速報における予測範囲の上限に一致したが,それまでの事前予測を下回った。同社は,売上高として7000万~7300万ドルを見込んでいた。同社は,見通しよりも業績が悪かった理由について,「特に欧州で為替レートと契約締結率が悪く,企業の支出が渋かった」と7月の発表で説明していた。

 また,7月にはCEOの交代についても明らかにしていた。社長兼CEOを務めたDale L. Fuller氏が降格し,上級副社長兼COOのScott Arnold氏が暫定CEOに就任して新体制に移行した。Fuller氏は役員会にとどまっている。

 同期の業績について暫定CEOのScott Arnold氏は,「ALM(アプリケーション・ライフサイクル管理)部門に引き続き好調な兆しを見て取れる。成熟製品の扱いとともにALMの成長の促進が目標である。2005年後半は,既存のALM成長戦略に正面から取り組んでいきたい」とコメントしている。

 同社は,2005年第3四半期の業績見通しについても明らかにしている。売上高は6000万~6600万ドルの範囲,リストラ経費を含むGAAPベースの1株当たり損失は6~13セントの範囲になると予測している。非GAAPベースでは,一株当たりの損失が1~8セントの範囲を予測する。

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