クラウドサービスの大半は従量課金なので、コストの見通しが悪い。しかもAWSは為替レートの影響も受ける。PoC(概念検証)に利用することもあり、開発者一人ひとりに与えられる裁量が比較的大きく、全体の取りまとめに手間が掛かる。

 こうしたことから、請求書が届いて初めて予算を超えていたことに気付くというケースは珍しくない。さらに、使っていないリソースを放置するなどして、無駄なコストを発生させ続けていることも散見される。

 そんな事態に陥らないためには、組織的なコスト管理に取り組む必要がある。今回は、そのためのサービスを取り上げる。AWSは「AWS Cost Explorer」「AWS Budgets」「AWS Trusted Advisor」、Azureは「Azure Cost Management」「Cloudyn」「Azure Advisor」だ。

 AWS、Azureのどちらについても、コスト管理の主要な機能を解説し、さらに1年または3年契約のリザーブドインスタンスの購入を推奨する機能を試す。

出典:2019年1月号
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