もはや動画は特殊なコンテンツではない。

 テキストや画像と同じように、動画もWebで扱えるようにしてほしい――。利用部門からのこんな要求はますます強くなっていくだろう。

 しかし多くの現場では、動画配信のために、大きな予算を割いてシステムを構築するのは難しいのではないか。それでいて、動画配信システムの構築経験が乏しいとあっては、打開策を見つけるのは難しい。

 そこで活用したいのが、クラウドの動画配信サービスだ。簡単に使えて、運用管理が不要。従量課金で初期費用がほとんど掛からないという。

 AWSは「AWS Media Services」、Azureは「Azure Media Services」。今号のサービス評価では、この二つの動画配信サービスを取り上げる。

 どちらについても、一般的な企業における動画配信のユースケースを前提として、サービスの基本機能を解説し、目安となる料金を示したうえで、動画配信システムの構築、動画のトランスコーディング(エンコーディング)、動画配信を試した。

出典:2018年8月号
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。