テキスト、画像、動画など多様なデータ一つひとつに管理用メタデータを付け、「オブジェクト」として効率良く格納する。比較的安価なうえに、スケーラビリティーが高く、RESTインタフェースを備えているのでWebシステムとの相性が良い。こうした特徴があるため、クラウドで広く使われている。エンタープライズ系システムにも有用なのは論をまたない。

 AWSでは「Amazon S3(Simple Storage Service)」が、Azureでは「Azure Blob Storage」が該当する。これらのスループットやレイテンシーを測定する。加えてS3では、データを分割したうえで並列アップロードするマルチパートアップロードの効果を確かめる。Azure Blobについては、4種類ある冗長化方式やファイルサイズを変えて、スループットがどう変わるのかを見極める。

 今号は、共有ファイルストレージも取り上げる。「Amazon EFS(Elastic File Storage)」と「Azure File Storage」である。キュー深度別のスループットやレイテンシーを測定するほか、Amazon EFSではバースト性能も確認する。

出典:2016年10月号
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