ディー・エヌ・エー(DeNA)
AIタクシー配車アプリ「タクベル」 AWS IoTで実現

ディー・エヌ・エーの小林篤執行役員システム本部本部長
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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は、AIを使ったタクシー配車アプリ「タクベル」におけるAWS活用事例を説明した。

 タクベルはタクシーの配車を円滑にするアプリ。タクシーの予想到着時間の表示や、ネット決済などの機能を提供する。

 神奈川県タクシー協会と共同で2018年4月に、神奈川県の横浜、川崎地域において正式にサービスを開始。「2500台のタクシーに導入済み」(ディー・エヌ・エーの小林篤執行役員システム本部本部長)という。

車載端末のデータを収集

 AWSを使うのは、主にタクシーメーターやGPS(Global Positioning System)受信機を備えた車載端末からデータをクラウド上に収集、蓄積する部分。中核となるのはIoT基盤サービス「AWS IoT」だ。

 AWS IoTを採用したのは「データの転送に使う通信プロトコルとして、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)に対応しているから」(小林氏)。

 MQTTはWebで使うHTTPに似たプロトコルだが、HTTPに比べてヘッダー情報が10分の1以下と軽量で、リアルタイム性の高さが特徴だ。

 小林氏は「今後、数万台のタクシーからのデータをほぼリアルタイムに収集することを見越して採用した」と話す。

 自前でMQTTサーバーを構築するよりも「手間とコストを減らせた」(小林氏)と効果を挙げる。

タクベルでAWSを活用する部分のシステム構成概要
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