大阪ガスは2016年に、家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電供給)システム「エネファーム」のIoT基盤を、AWS上に構築した(図1)。将来的に数万~数十万台規模の機器の接続を見越したIoT事例として、大きな注目を集めた。

図1 ガス機器のIoT基盤をAWSを活用して構築
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 エネファームは都市ガスの主成分であるメタンから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで電気を取り出す。同時に発電で発生した熱を、給湯や床暖房などに流用する。

 大阪ガスの担当者は、IoT基盤を通じて各家庭のエネファームの運転状況を遠隔から監視し、故障が発生した際は迅速に対応する。ユーザーはスマートフォンのアプリを使い、発電量の確認や遠隔操作ができる。

 約2年の間にシステム刷新を重ねており、2017年には同基盤を活用した省エネ給湯器「エコジョーズ」のIoT対応版を出荷済み。

 2018年4月にはAPIの作成・管理サービス「Amazon API Gateway」を使い、音声で操作するスマートスピーカー「Amazon Echo」との連携機能を提供開始した。エネファームやエコジョーズに対し、声で指示し風呂を沸かしたり床暖房のスイッチを入れたりできる。

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