それが保育園のお迎えがなくなって、お客さんやメンバーと一緒に夜に食事をする機会が増え、より社交的になりましたね。最近は以前に比べると、自由度が高まったと思います。そのせいで、「ちょっと遅くなってもいいかな」と、子供たちへの甘えが出てきました。仕事に集中してしまうと、ついつい自宅に帰るのが遅くなってしまうこともあります。

撮影:小笠原 種高
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ご主人との育児分担は。

 主人はかなり忙しいこともありまして、あまり分担はしていませんね。

 育児によって生じるスケジュールの調整は、周囲に影響が出ますから、とてもストレスがたまるものです。おそらく、育児をしながら働く女性の多くに共通する悩みはこれだと思います。

 「自分は周囲に認められている」という実感があれば、自分の事情を周囲に伝えやすいかもしれません。でも、若いころに子供を産む方が多いでしょうから、なかなか言いにくいものでしょう。

 女性でも言いにくいことを、男性の立場で周囲に伝えることは大変だろうなあと。調整ごとを私と主人で分担すると、どちらもかえってやりにくいと考え、こうしています。

これまでの最大のピンチだと思ったエピソードは何でしょう。

 子供が保育園に通っていたころの話です。あるプロジェクトで大きなトラブルが発生し、どうしても早く帰れない状態が1カ月くらい続いたことがありました

 その間は、時間のやりくりが厳しい状況でした。毎日タクシーを使って、ギリギリの時間に保育園に子供を迎えに行くなど、家族にも大変な負担をかけました。仕事も辛かったですしね。

 でも忙しい時期は永久に続くわけではありません。必ず終わりがきます。いずれ落ち着きますから、忙しくなろうとも「もう少し頑張ろう」と思うようにしています。

スケジュール管理はどのようにしていますか。

 iPhoneで全てを管理しています。仕事とプライベートの両方の予定を合わせて確認できますから、重宝しています。