サポート状況:「同僚」のサポートを得るのは困難

 職場の上司や同僚、家族・友人がどの程度サポートしてくれるかは、ストレス反応に対する緩衝要因となる。実際、サポート状況をどのくらい実感しているのかを調査した(図6)。

図6●周囲から得るサポート
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 「家族・友人」に関しては、サポートがある(「有」と「やや有」の合計、以下同じ)としたのは265人(41.3%)、サポートがない(「無」と「やや無」の合計、以下同じ)としたのは246人(38.4%)で、サポートの有無はほぼ同数だった。これは職種の傾向というよりは、個人差によるものかもしれない。

 サポートがないという傾向が見られたのは「同僚」である。サポートがあると回答したのは103人(16.1%)なのに対し、サポートがないと回答したのは346人(54.0%)で過半数を占めた。仕事の負担が大きく、同僚をサポートする余裕がない職場が多いことが考えられる。

 「上司」についても、サポートがある(212人、33.1%)とない(219人、34.2%)はほぼ同数だった。上司からサポートがあると感じているかどうかは、職場ごとの違いや、受け取り方の個人差なども関係していると思われる。

ストレス反応が高い人の「対人関係ストレス」は、低い人の6倍

 ストレス症状が高い人(実際にストレス症状を訴えている人)をストレス症状が低い人と比べると、どのような差が出てくるのか。ストレス要因と周囲のサポートについて比較してみた(図7、図8)。ストレス症状が低いとした人は少なかったので、「やや低い」とした人と比べた。

図7●ストレス反応が高い人のストレス要因と周囲のサポート
出所:ITスキル研究フォーラム作成
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図8●ストレス反応がやや低い人のストレス要因と周囲のサポート
出所:ITスキル研究フォーラム作成
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