資料の紹介

 スイスのジュネーブにあるCERN(欧州原子核研究機構)は、世界最大規模の素粒子物理学の研究所だ。世界トップレベルの1万2000人もの科学者が研究を続けている。施設のスケールも桁違いで、例えば、陽子と陽子の衝突で得られた素粒子を観測する「大型ハドロン衝突型加速器」は、全長27kmの円形地下トンネルと何百ものハイテク部品で構成されている。こうした巨大で複雑な施設を維持管理し、常に高い稼働率を維持するのは容易なことではない。

 そこでCERNは、企業設備資産管理(EAM)を使って、大型ハドロン衝突型加速器を保全している。主要部品が製造される段階からその設計や保全について追跡し、コントロールセンターでは、保全履歴を確認し、その情報を使って誤動作を診断し、早急に改良保全を指示できる。

 本資料はCERNでのEAM導入における効果や今後の展開について解説している。CERNでは、EAMを組織全体へ展開し、一つの町に匹敵するほどの規模のCERNの組織全体にわたって、機器の購買から廃棄にいたるまでライフサイクル全体を管理するようになった。こうした一元管理は、あらゆる側面で保全に関わる時間を短縮している。例えば保全作業にあたるスタッフの手配にかかる時間は1/12になったとしている。このほか屋内照明を交換する場合、集中購買で大量発注が可能になるなど、コスト削減にも役立つとしている。

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