資料の紹介

 全国約1万4000店舗を展開しているローソンは、2014年から順次、システムのクラウド化を進めてきた。それ以前は3カ所のデータセンターにオンプレミスのインフラを構築していた。しかし、Amazon Web Services(AWS)上でシステムを構築、運用するためには、システムをAWS前提で作り直す必要があった。安定稼働しているシステムをわざわざ作り直すためにコストと時間がかかってしまう。一方で、既存のシステムを現状のまま運用するとデータセンターの維持や保守期限切れによる負担が大きい。

 そこでローソンが選択したのはオンプレミスの仮想サーバー環境と同じVMwareを利用できるクラウドサービスであった。VMwareで仮想化した既存システムをそのままクラウドに移行して動かすことと、システム改修や動作テストをなるべく避けることを目的とした。例えば、IPアドレスの変更やネットワークの再設計も不要というのも条件だ。結果として1カ所のデータセンターのシステムをすべて移行し、閉じることに成功している。

 本資料は、ローソンがシステムのクラウド化を進めるにあって、新規システムとは別の方式でオンプレミスの既存システムを効率よくクラウド化した経緯を紹介する。

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