先送りしがちなデータベースの検討

 デジタル変革が叫ばれる中、業務現場で稼働するアプリケーションは増加/多様化の一途をたどっている。

 アプリケーションの背後には当然、データベース(DB)が存在する。そこで浮上しているのが、「企業内のDB環境をどう最適化するか」という問題である。

 例えば、長年使ってきたDBのリプレースや、新プロジェクトに必要な新しい用途のDBの手配。さらにデータの分析・活用といったニーズに向けては、膨大なデータを適切に管理できる環境の整備や、データウエアハウスやデータレイクも新たに必要になる。

 ビジネスを遅滞させないためには、それぞれに適した環境をタイムリーに用意していく必要がある。業務アプリケーション同様、目的に沿ったDB環境を用意するとともに、運用負荷やコストといった要件も満たしていくことが肝心だ。

 ところが、実際はそううまくはいっていない。もちろん、企業が問題に気付いていないわけではないが、様々な理由から先送りしがちなのが実情なのだ。

 例えば、DBの変更は、周辺システムや業務プロセスにまで大きな影響を与えるため、それらを懸念して取り組みを躊躇するケースがある。また、そもそもの問題として、現在のビジネスに、どんなDBが最適なのかが分からない。市場に存在する無数の製品からいくつか絞りこんだり、データ移行をトラブルなく進めたりするためには相応の手間や時間がかかるため、忙しい情報システム部門が十分なリソースを割けずに後回しにするケースも多い。

 この問題は放っておいても解決しない。やがて「DBを最適化しない」こと自体がリスク要因となり、ビジネスに致命的なダメージを与える可能性もあるだろう。そうならないために、企業は今、どんな手を打つべきなのだろうか。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。