条例への問い合わせ対応にAI技術を活用

 東京都における子育て支援や医療提供体制の整備、健康増進支援など、幅広い保健・福祉施策を担うのが東京都福祉保健局だ。都民の健康な暮らしを支援する同局は、2018年6月に成立した「東京都受動喫煙防止条例」に関する専用相談窓口「0570-069690(もくもくゼロ)」を同年9月に開設。都民からの問い合わせに応える体制を構築している。

 この窓口には、企業の担当者から一般の人まで、様々な人からの問い合わせが寄せられる。内容は、「条例の内容はどのようなものか」「具体的に、どんな取り組みが必要なのか」といったものなど多種多様だ。条例の内容を正しく伝え、都民や事業者が適切な対応をとるために重要な窓口となっている。

 同局は、この窓口の裏側に最新テクノロジーを導入すべく、検討を進めた。それが「AIチャットボット」だ。

 AIは、システムが蓄積した大量のデータを学習・分析することで、あたかも知能を持つ人のように振る舞うテクノロジーのこと。このAIを活用したチャットボットを導入することで、窓口開設時間である「平日の9時~17時45分」以外でもホームページ上でチャットによる自動応答を実現し、サービスの向上を図っている。

 具体的に、どのような仕組みを目指しているのか。次ページ以降で見ていこう。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。