日立が米国のロボットシステムインテグレーター

JR オートメーション社の買収契約を締結

高成長が続く北米のロボット SI(*1)事業に参入し、OT(*2)領域の顧客基盤や技術・ノウハウを獲得することで、現場と経営をつなぐデジタルソリューション事業のグローバル展開を加速

 

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 株式会社日立製作所(執行役社長兼 CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、米国のJR Automation Technologies, LLC(CEO:Bryan Jones/以下、JR オートメーション社)を中核としたロボットSI事業を、Crestview Partners(以下、クレストビュー社)の関係会社より取得する買収契約を4月23日に締結しました。本契約による産業用ロボットを活用した生産ラインや物流システムの構築事業を展開するJR オートメーション社の買収を通じ、日立は、高成長が見込まれる北米のロボットSI事業に参入します。日立とクレストビュー社は、本契約に基づき、買収に関する認可手続きや諸条件の整備を進め、2019年中に買収を完了する予定です。

 今後、日立のインダストリーセクター(*4)は、株式会社日立産機システム(以下、日立産機)が2019年3月に買収契約を締結した(*5)、日本のロボットシステムインテグレーターである株式会社ケーイーシー(以下、ケーイーシー)とともに、グローバルでロボット SI事業を展開していきます。

 日立は2017年に空気圧縮機の製造・販売を手がける米国のサルエアー社を買収し、北米の産業用プロダクト事業に本格参入しています(*6)。今回、JRオートメーション社の高度なロボットSI事業に関する技術やノウハウ、リソース、OT領域の顧客基盤の獲得を通じ、日立のインダストリーセクターは、お客さまの現場から得られる4Mデータをベースに、デジタル技術を活用したLumadaソリューションをグローバルに展開することで、現場と経営のシームレスな連携や事業全体の価値向上に貢献していきます。

 近年、製造・流通分野では、生産年齢人口の減少やグローバル競争激化、メガリコール対策向けの品質向上ニーズなどを背景として、自動化のニーズが高まっており、ロボットを活用した世界のオートメーション市場は年平均10%を超える高い成長率で拡大を続けています。

 JR オートメーション社は、1980年の創業以来、産業用ロボットを活用した生産ラインを構築するロボットSI事業を、北米を中心に世界各地で展開してきました。特定ラインだけでなく生産ライン全体の設計・構築・調整が可能であり、ロボットを活用した組み立て・溶接工程にも独自の知見や強みを持ち、自動車や航空機、eコマース、医療機器など幅広い業界に強固な顧客基盤を有しています。

 日立のインダストリーセクターでは、産業系の顧客のベストソリューションパートナーをめざし、プロダクト、OT、ITを併せ持つ強みを生かして、現場の4Mデータを活用したLumadaソリューション事業を展開しています。こうした中、OT領域の事業強化に向けて、2019年3月には日立産機が日本のロボットシステムインテグレーターであるケーイーシーの買収契約を締結しました。

 今回、日立は、JR オートメーション社が長年培ってきた高度なロボットSI事業に関する技術・ノウハウやリソースに加え、幅広い業界の顧客基盤を獲得します。また、JR オートメーション社は、日立が有する高度な研究開発の技術やリソースを活用するとともに、データを活用したロボットSI事業の高付加価値化を図ります。

 日立のインダストリーセクターでは、国内やアジアを中心に基盤を持つ日立産機やケーイーシーに加え、北米を中心に基盤を持つJR オートメーション社のリソースを相互活用することにより、ロボットSI事業のグローバル展開を図っていきます。また、買収によって得たOT領域の顧客基盤やノウハウを生かし、現場の4Mデータを活用した製造・ロジスティクス・メンテナンスの見える化・最適化といったLumadaソリューションをグローバルに展開します。これにより、現場から経営までをシームレスに見える化・分析することで、お客さまの経営および事業全体の価値向上に貢献していきます。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

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