アビームコンサルティング、VR技術を活用したコンテンツ再生制御プログラムを開発し、特許を取得

〜モータースポーツにおけるファンエンゲージメント強化を支援〜

 

 アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、VR技術(バーチャル・リアリティ:仮想現実)を活用した「コンテンツ再生制御プログラム」を開発し、特許を取得しました(特許第6480627号)。米国IndyCarが主催するモータースポーツ競技「インディカー・シリーズ2018」に参加したRLL(Rahal Letterman Lanigan Racing)チームにおいて、ファンサービス強化の一環として本プログラムを活用し、集客力向上を支援しました。

 本プログラムは具体的に以下の取り組みを可能とします。

 1.仮想空間上に応援するドライバーを投影し、ドライバーとの質問・回答といったやり取りを通じ、ユーザーの属性やニーズに関するデータを収集する

 2.レース会場で配布される「VRヒーローカード(※1)」にあらかじめデバイスにダウンロードしたアプリケーションをかざすことで、車体の360度画像やドライビング映像など会場でしか見ることのできないVRコンテンツの視聴を可能とする

 3.ユーザーがコンテンツを視聴する際の顔の動きや視線の方向から興味の有無を判別し、コンテンツの動的な切り替えや位置・時刻といったユーザーの環境に合わせたコンテンツを配信する

 本プログラムの活用により、あたかもドライバーと直接やり取りしているような臨場感の創出や来場することに対するプレミアム感の提供、さらにはユーザーの嗜好に合わせた情報発信が可能となり、ユーザーの満足度の向上や集客力強化を支援します。なお本プログラムはモータースポーツ競技のみならず、ファンエンゲージメントの強化を志向する他スポーツ競技やエンターテインメント分野でも取り入れることができます。

【技術開発の背景】

 プロスポーツにおいてチームを継続的に発展させるためには、チームとしての魅力を向上させファンを獲得し、競技会場への来場などを通じて利益を創出するサイクルを回し続けることが重要です。魅力的なコンテンツ発信には、ユーザーのニーズを的確に把握し、より満足度の高いサービスやコンテンツを提供していくことが必要となる一方、多くの競技においてはユーザーの属性、ニーズの収集は会場での紙ベースのアンケートなどアナログな手法に留まっており、広くユーザーのユーズを収集し、属性や嗜好に合わせた魅力的なコンテンツ創出につなげる仕組みはいまだ整っていないのが現状です。

 アビームコンサルティングは、最新のデジタル技術の知見と顧客戦略の策定やマーケティング領域において培ったノウハウを組み合わせ、今後も画期的なサービスの開発・提供を目指します。

 ※1 VRヒーローカードとはドライバーや車体の写真やサイン等が掲載されたファン向けの選手紹介ポートレートカードです。

 ※アビーム、ABeam及びそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標です。

 ※本文に記載されている会社名及び製品名は各社の商号、商標または登録商標です。

■アビームコンサルティング株式会社について

 アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約6,000名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

 ホームページ: https://www.abeam.com/jp/