ケイデンス、業界初のUSB4向け検証IPを発表

ケイデンスの検証IPおよびTripleCheck技術が次世代USB規格に対応し、最新プロトコルの早期適用が可能に

 

 ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、3月14日(米国現地時間)、最近発表されたUSB4規格( https://usb.org/sites/default/files/2019-03/USB_PG_USB4_DevUpdate_Announcement_FINAL_20190226.pdf )に対応する業界初の検証IP(VIP: Verification IP)の提供について発表しました。

 USB4に対応するケイデンスの検証IPにより、設計者はチップの正常動作に向けてより効率的に機能検証を完遂し、新しい標準規格に準拠するSoC(システムオンチップ)を開発することが可能になります。

 USB4に対応するケイデンスの検証IPに関するさらに詳しい情報については、 http://www.cadence.com/go/usb4vip をご参照ください。

■USB規格推進団体 USB-IFコメント

・Jeff Ravencraft氏(President and COO):

 「ケイデンスはUSB Implementers Forum (USB-IF)の活動的なメンバーであり、開発者に対して最新のUSB規格に対応する検証IPやツールを提供することによってUSBエコシステムの発展に貢献してくれています。ケイデンスのようなメンバー企業のサポートによって新しいUSBプロトコルの適用における障壁が軽減され、様々な新分野において革新的な製品をマーケットに送り出す上で大変役立っています。」

 USB Promoter Groupは、公表予定のUSB4仕様について発表しました。USB4はインテルのThunderboltプロトコルがベースになっており、転送レートが40Gbpsに向上し、ビデオやデータの転送を向上します。ケイデンスは1年以上もの間この新しい仕様に関して先行ユーザと協業し、USB4向け検証IPを開発しました。この協業によって実績を積むことで、設計リスクを軽減し、新規格の実装期間を短縮する信頼性の高い検証IPを開発することができました。さらにケイデンスのUSB4向け検証IP製品にはTripleCheck(TM)機能がサポートされており、仕様にリンクした検証プランとテストスイートを提供することで、USB4仕様に準拠していることを確実なものにします。

■ケイデンス コメント

・Paul Cunningham (corporate vice president and general manager of the System & Verification Group):

 「ケイデンスは標準化委員会に参画し、この新しいUSB4規格の開発に貢献してきました。そして先行ユーザとの協業によって信頼性の高い包括的な検証ソリューションを提供することができました。Cadence Verification Suiteの一環として市場で初めてUSB4向け検証IPを提供することで、モバイル、コンシューマ、ディスプレイなどのアプリケーションに向けて先進デザインを開発する先行ユーザが、仕様に準拠していることを確信し、IP検証を完遂することを可能にします。」

■インテル社コメント

・Jason Ziller (General Manager of Client Connectivity Division):

 「USB4に向けたケイデンスの検証ソリューション開発は、仕様に準拠して設計開発を行う上で重要なステップであり、USBのオープン規格がベースになっているThunderboltエコシステムの継続的な成長を確実なものにしてくれます。」

■Kandou Bus社コメント

・Anant Singh (VP of Engineering):

 「我々は今まで、DisplayPortや様々なバージョンのUSBなど様々なプロトコル規格の検証においてケイデンスの検証IPを利用してきました。ケイデンスのUSB4検証IPソリューションは、高速なアプリケーションに求められるデータ転送をサポートする先端製品の開発において大変重要な役割を果たしています。」

 ケイデンスのUSB4向け検証IPは、Cadence Verification Suiteの構成要素であり、ケイデンスのSystem Design Enablement戦略を強化します。これにより、システム企業および半導体企業は、他社を差別化できる完成度の高い最終製品を、さらに効率よく製造することが可能になります。Cadence Verification Suiteは、クラス最高レベルのコアエンジン、検証ファブリックテクノロジーおよびソリューションによって構成されており、多岐にわたるアプリケーションや製品分野に向けた設計の品質を向上し、検証スループットを最適化します。