順天堂大学とソフトバンク、

スマートホスピタルの実現に向けて連携を開始

 

 学校法人順天堂 順天堂大学(学長:新井 一、以下「順天堂大学」)とソフトバンク株式会社(代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)は、順天堂大学医学部附属順天堂医院(以下「順天堂医院」)におけるスマートホスピタルの実現に向けて連携し、実証実験の取り組みを開始しますので、お知らせします。第1段階となる実証実験では、国内で初めてBluetooth(R) meshネットワークを(※1)医療機関に構築し、看護師の働き方改革を支援するソリューションの開発および検証を行います。

 順天堂医院の医療分野に関する専門的な知見と、ソフトバンクのテクノロジーへの知見やノウハウを生かし、医療現場のニーズや課題をテクノロジーで解決するスマートホスピタルの実現に向けて、共創していきます。

1. 実証実験の概要および背景

 スマートホスピタルの実現に向けた第1段階として、順天堂医院の看護師を対象に、ICTを活用して看護業務の効率化を図るソリューションの提供を行います。

 看護師は、患者さんの対応はもちろん、医師、メディカルスタッフ、医療事務との連携など重要な役割を担い、日々膨大な業務を抱えています。こうした業務を効率的に進めるために、看護師同士のスムーズな業務連携が鍵となります。実証実験では、互いのスケジュール、タスク内容、現在位置などが可視化でき、スムーズな連携や最適な人員配置を支援するソリューションを提供します。

 具体的には、看護師がモバイル端末(スマートフォンやタブレット)を携帯し、互いのスケジュールやタスクの進捗を一覧で確認できるようにします。また、IoTソリューションを提供する株式会社WHERE(代表取締役:丸田 一)が開発したBluetooth meshネットワークを病院内に構築し、高精度な位置情報を取得することで、どの看護師がどの病床(ベッド)で業務に当たっているか、リアルタイムで緻密に把握できる仕組みを構築します。さらに、看護師の位置情報とナースコールの呼び出しを連携させ、迅速に対応できるワークフローを確立します。

 Bluetooth meshネットワークは、2017年に規格化されたBluetooth技術の一つです。メッシュ(格子)型のネットワークを構築することで、1〜2メートル単位での高精度な屋内での位置の計測ができます。この技術を活用することで、病床(ベッド)単位で測位が可能になり、看護師がどの患者さんの看護に当たっているのかがわかります。Bluetooth meshネットワークは、海外の医療機関での導入事例はありますが、日本の医療機関での導入は初となります。

 看護師の動線と業務状況をリアルタイムで可視化することで、看護師間のスムーズな連携を可能にし、看護業務の効率化と質向上につなげます。

 *以下は添付リリースを参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0505077_01.pdf