日立と清華大学が、未来創新における戦略的提携協定を締結

超スマート社会に向け、社会課題を起点とした新しい価値創造と産業創出を推進

 

 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)、日立(中国)有限公司(董事長:小久保 憲一/以下、日立(中国))、および日立(中国)研究開発有限公司(董事長:田辺 史朗/以下、日立(中国)研究開発)は、このたび、清華大学(学長:邱 勇)と、「未来創新(イノベーション)連携計画」に関する戦略的提携協定を締結しました。

 日立と清華大学は、これまで築いてきた連携関係を発展させ、超スマート社会の実現に向けて、社会課題を起点に価値創出をめざすイノベーションパートナーとして共同研究に取り組みます。両者が有する技術や資源を活用し、都市のデジタル化、ヘルスケア、エネルギーなど、さまざまな領域における共同研究を展開し、中国社会の持続可能な発展、人々のQoL(Quality of Life)向上に貢献していきます。

 グローバル化の進展、人々の価値観の変化などにより、知識や価値の創造プロセスが大きく変化し、経済や社会の在り方、産業の構造が急速に変化しています。中国においては、モバイル決済やIT活用による無人店舗など、独創的、先進的なビジネスが生まれ、急速な経済的発展が進んでいます。このような経済や社会の変革に対応した新たな価値を創出し、豊かな暮らしがもたらされる「超スマート社会」を未来の姿として共有して、社会課題の解決に取り組むことが必要とされています。

 清華大学は、1911年の創立以来、人材育成と社会発展への寄与という使命のもと、理工系トップクラスの大学として世界の科学技術の進歩に貢献してきた中国有数の総合大学です。公共政策や社会科学などの人文系にも注力し、社会課題の解決提案にも取り組んでいます。また、スタートアップ支援プログラム「X-Lab(*1)」や、未来創新研究院などの創新体系を構築するとともに、世界の大学、企業などと多数の連携プログラムや共同研究を実施して、中国におけるイノベーション創生の中核を担う組織として多くの成果を収めています。

 一方、日立グループは、長年培ってきたインフラ技術と高度なIT、OT、プロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業のグローバル展開を加速しています。研究開発においては、日立(中国)研究開発が中国発のイノベーションを牽引する役割を担っています。北京、上海、広州の研究開発拠点には、お客さま・パートナーとともにソリューション開発に取り組むための協創環境を整備し、社会課題の解決に向けた研究を加速しています。

 これまで清華大学と日立は、2001年に清華大学構内に連合実験室を開設し、ICTの領域などで最先端技術の共同研究体制を構築してきました。また、2006年に締結した組織的連携協定に基づき、連合実験室での共同研究活動に加え、人材交流など組織連携にも取り組んできました。

 今回の「未来創新連携計画」では、両者の取り組みを融合するとともに、これまで築いてきた連携関係をさらに発展させ、未来の超スマート社会の実現に向けたイノベーション活動を協力して推進します。

 日立グループは、今回の協定締結を機に、中国のパートナーとの協創をさらに加速するとともに、中国における社会課題の解決や持続可能な発展に貢献していきます。

 *1 X-Lab:清華大学における企業支援プログラム

■中国における日立グループについて

 中国は、日立グループにおける重要な市場の一つであり、143のグループ企業と約44,080人の従業員を擁しています(2018年3月末現在)。中国における日立グループの2017年度の売上収益は、10,410億円で、日立グループの売上収益の約11%を占めています。日立グループは、「社会イノベーション事業」に注力し、中国の社会課題の解決に貢献していきます。詳しくは、日立中国のホームページ( http://www.hitachi.com.cn )をご覧ください。

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