自動車の機能安全規格「ISO 26262」への準拠確認を容易に行える革新的な安全分析ツールを発売

〜GUIベースのソフトウェアツールにより、ルネサス製デバイスや適用システムの安全分析結果をフレキシブルに取得、ISO 26262への準拠の確実性を向上可能〜

 

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼 CEO: 呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、自動車の機能安全規格「ISO 26262」への準拠確認を容易に行えるよう、革新的な安全分析ツールGUI(Graphical User Interface)版CAR(Customizable Analysis Report)ツールを発売します。このツールにより、セーフティクリティカルなシステムにルネサス製品をより容易に適用することができ、さらに、自動車に搭載される電気/電子システムの安全性に関する国際規格であるISO 26262への準拠の確実性を向上させることが可能です。

 ルネサスは、これまで、自動車向け機能安全サポートプログラム( https://www.renesas.com/jp/ja/solutions/automotive/technology/safety.html )として、ISO 26262に対応するためのハードウェア、ソフトウェア、各種ツールやコンサルティングを提供してきました。今回発売するGUI版CARツールは、このプログラムの新しいラインアップのひとつとして発売し、以前から課題となっている、SEooC(注1)製品の安全分析結果のシステムユースケースに応じた調整や、複数の安全目標に対応した安全分析結果のレポート作成にかかる作業負荷を軽減します。

 ルネサスの機能安全コンピタンスセンター部長のRiccardo Vincelliは、次のように述べています。「このツールは、ISO 26262の策定に当初から深く関わってきた機能安全を専門とするルネサスのエンジニアたちが、お客様の機能安全を担当するエンジニアたちのために開発したものです。効率的な安全分析、関係者との効果的な分析結果のやり取り、そして多様なユースケースへの対応など、日々直面する課題に対するソリューションを見つけようと必死に行ってきた活動の成果です。」

 GUI版CARツールは、以下3つの評価値を自動的に算出し、ISO 26262で定義される基準値に対して達成可能かどうかを、ひと目で確認することができます。

  (1)SPFM(Single Point Fault Metric:シングルポイント故障対処の有効性評価値)

  (2)LFM(Latent Fault Metric:レイテント故障対処の有効性評価値)

  (3)PMHF(Probabilistic Metric for Random Hardware Failure:偶発的なハードウェア故障による安全目標侵害確率)および、各安全目標侵害要因の発生確率

 また、デバイス全体やデバイス内要素の様々な粒度で、故障分類(シングルポイント故障・残存故障・レイテント故障)ごとのFIT(Failure In Time:稼働10億時間当たりの平均故障回数)を表示可能です。これによりユーザは、安全目標を侵害するリスクが高い部分を容易に特定・分析することが可能になります。

 GUI版CARツールは、ツールとは別に提供されるデバイス製品ライブラリを読み込んで使用します。ライブラリ内に含まれる分析条件パラメータは、ターゲットシステムでのデバイス製品の使用方法にあわせてツール上でカスタマイズできます。カスタマイズ可能な分析条件パラメータには、故障率ソース、故障特性、故障モード、故障の影響、故障カバレッジなどがあります。

 ※以下は添付リリースを参照

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