消費電力の少ないBluetooth(R) Low Energyを利用した屋内測位システム「OWLiQ(TM) tracking(オウリック・トラッキング)」を開発

 

 村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役会長兼社長:村田恒夫)は、Bluetooth(R) Low Energy(以下、「BLE」)の電波を利用し、小型の発信器・受信器、専用Gateway(以下、「Gateway」)、屋内測位向けクラウドシステムで構成するヒトやモノ向けの屋内測位システム名「OWLiQ(TM) tracking(オウリック・トラッキング)」を開発しました。7月18日(水)〜20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「プラントメンテナンスショー」( https://www.jma.or.jp/mente/outline/plant.html )に出展します。

 ※ロゴは添付の関連資料を参照

■OWLiQ(TM) trackingの概要

 ユーザーの測位対象に取り付けた発信器(BLEタグ)から周期的に発信する電波を、測位エリアに設置した複数のBLE受信機が検出します。複数のBLE受信機は相互に通信し、網の目状のネットワークを構成します。このネットワークを「BLEメッシュネットワーク」と呼びます。

 各BLE受信機は、検出したBLEタグの信号強度の情報を、BLEメッシュネットワークを介してGatewayに転送します。Gatewayは各BLE受信機から受け取った情報を村田製作所の屋内測位向けクラウドシステム「SyCloud(サイクラウド)」に送信し、SyCloudがターゲットにしたBLEタグの位置情報を算出、ユーザーのシステムに送信することでユーザーはそのBLEタグの位置を知ることができます。

 SyCloudが送信してきた位置情報(2次元の位置情報)をディスプレイに表示するには、お客様にてサンプルの表示アプリケーションをカスタマイズするか、市販のソフトウェアを購入して組み合わせる必要があります。

■OWLiQ(TM) trackingの特徴

 ・設置やレイアウト変更が容易

  BLEメッシュネットワークを構成するBLE受信機はUSB電源で動作します。各BLE受信機に電源を入れるだけで、即座にBLEメッシュネットワークを構築できます。BLE受信機に電源を投入するだけで動作しますので、設置も簡単でレイアウト変更にも柔軟に対応できます。

 ・低コストで長期間の使用が可能

  従来、スマートフォンを使用する測位システムがありました。しかし、スマートフォンを何台も利用することでシステムコストが高くなっています。今回、村田製作所が開発したBLEタグはコイン電池(CR2032)で動作し、消費電力が少ないので、電池交換をせずに最長8年間の稼働が可能です。

  また、BLE受信機も一般的なUSB電源で動作するので、システムを低コストで構成できます。

 ・Web APIにより外部アプリケーションと連携が可能

  村田製作所が提供する屋内測位クラウドシステムは、算出した位置情報をWeb APIとして提供します。これにより、外部のシステム・アプリケーションと容易に連携できます。

  セキュリティを重視するお客様には、お客様のイントラネット内で閉じたオンプレミスのシステム構築も可能にしています。

■想定するアプリケーション

 現時点では、 a)製造工場において定位置管理が難しい台車や、部品や工具の入れ物にBLEタグを付けてモノを測位し、探し物の時間を削減して効率的な作業を実現する b)製造工場において作業員にBLEタグを付けてヒトの導線を分析し、作業員の効率的な移動を実現する—といったアプリケーションを想定しています。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

ロゴ

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添付リリース

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