AIスタートアップ企業の株式会社シナモンに出資

手書き保険書類のAI-OCR読み取りで高精度を確認

 

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、Deep Learningを活用したAIソリューションを展開する株式会社シナモン(代表取締役:平野 未来、本社:東京都港区)への出資を決定しました。スタートアップ企業の支援やお客様との合弁事業を目的に2017年12月に設立したコーポレート・ベンチャー・キャピタル「CTCイノベーションパートナーズ」の第2号案件です。

 シナモンは、様々な領域で適用が期待されているAIの中でも、手書き文字認識(AI-OCR)分野で高精度な認識技術を持つスタートアップ企業で、2017年夏以降、国内外の各種コンテストにおいて数多くの受賞をしています。国内では高度なAI技術者の確保が困難な中、ベトナムの優秀なAI技術者を数十名集めたR&D拠点を設置。手書き文字や帳票/文書類の高精度な認識技術をベースに、非定型の見積書や請求書のデータ化、文書の任意の箇所からの情報抽出や要約など、人のように書類を読み取るAI製品「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を開発し提供しています。

■「Flax Scanner」による文書の読み取りイメージ

 ◇参考画像は添付の関連資料を参照

 CTCは、お客様業務の効率化や生産性向上への貢献を目的として、AIやRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)技術を連携したBPO(Business Process Outsourcing:業務代行)サービス「eAssist」を提供しています。今回の出資に伴い、シナモンのFlax ScannerとeAssistを連携したソリューションを提供し、バックオフィス業務の自動化でお客様に貢献していきます。

 また、今回、保険のITソリューションを提供する株式会社フィナンシャル・エージェンシー(代表取締役社長:齋藤 正秀、本社:東京都渋谷区)(*1)と協力し、保険の申込書/告知書についてFlax Scannerを活用した読み取りの実証実験を実施。手書きの氏名や日付などの項目で漢字、平仮名、片仮名、アラビア数字、選択肢について検証した結果、平均約96%という高精度な判別を確認しています。

 今後CTCは、Flax Scannerの普及に努めるとともに認識したデータの分析サービスも拡充し、ビジネス上の予測や意思決定をサポートするビジネス・アナリティクスを推進することでお客様の付加価値向上に貢献していきます。

以上

 *1 フィナンシャル・エージェンシーとCTCはAI-OCRとRPAを組み合わせた高生産性ソリューションの提供で協業しています

 ※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

 

 

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参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0481404_01.JPG