「できる」ITエンジニアと「それほどでもない」ITエンジニアの差はどこにあるのでしょうか。その1つは、ロジカルシンキング(論理思考)が身についているかどうかの違いにあります。

 ロジカルシンキングについては、基本を原理から知っておくべきです。ここでは、ロジカルシンキングをエンジニアに身につけやすく整理した「MALT(Modeling Approach Logical Thinking)」をベースに、日々の仕事ですぐに生かせる基本テクニックを解説します。

目次

  • 論理思考力で差、できるSEとそうでもないSE

     上司などに報告や提案をするとき、多くの技術者に共通の弱点があります。それはロジカルシンキングの用語で、「So what ?がない」と言われるものです。

  • 論理的なら問題なしとは限らない、システム開発プロジェクトの報告書

     論理構造の結論が適切かどうかの判断は、報告や提案を受け取る人の立場で考える必要があります。では、その根拠となる「Why So?」の方にはどのような情報があればよいのでしょうか。

  • プロマネに進捗遅れと対策を報告、漏れとダブりをなくすコツ

     上司やプロジェクトマネジャーなどへの報告において、相手に報告内容を納得してもらうには、何が大事でしょうか。その1つは、報告した内容がモレなくダブりなく検討されたものであると思ってもらうことです。MECEの考え方を使うと、すべてが検討されているという納得感を生み出せます。

  • なぜなぜ5回で分析、システム開発が不調になった原因

     ロジカルシンキングで使われる主要なツールにロジックツリーがあります。ロジックツリーには様々な種類のものがあり、それぞれ性質も使い方も異なります。課題分析と解決に使うことができるのが、因果ネットワークです。

  • システム開発で問題が発生、ゴールツリーで対策を立てる

     課題の対策を考えるとき、既にある方法とは別の方法はないかを検討するときに有用な手法が「ゴールツリー」を使った目的展開です。ゴールツリーとは「目的・手段」の関係によって構造化したロジックツリーです。