グレープシティは2018年11月28日、Excelで表を作るような感覚で業務アプリケーションの画面やデータベースを作成できるWebアプリケーションの開発実行環境の新版「Forguncy 4」を発売すると発表した。大規模ユーザーで利用しやすくするため価格体系を見直したり、管理機能を強化したりした。

 Forguncyは、書類などを作成しやすくするためExcelの行と列を細かくしたような「Excel方眼紙」を開発環境に組み込んでいる。Excelを操作する感覚で、業務アプリケーションを開発できるようにしている。

 価格体系については同時接続ユーザー数に応じて価格が上がっていく体系に変えた。これまではForguncyの実行環境にあらかじめ登録しておくユーザー数によって価格が決まる体系だった。

Forguncy 4の価格体系に関する説明スライド
出所:グレープシティ
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 グレープシティ第1製品グループの大島治彦主幹プロダクトエンジニアは「数千人規模の企業が導入する場合でも、実際にはそのうちの数十人しか使わないケースもある。Forguncy 4では実質的に利用する分だけソフトウエアライセンスがかかる体系にしたので、大企業でも手軽に利用してもらえる」と話す。

グレープシティ第1製品グループの大島治彦主幹プロダクトエンジニア
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 管理機能面では、Forguncy 4の実行環境に、マイクロソフトのディレクトリサービス、Active Directoryで管理するユーザー情報を、自動的にコピーして実行環境に取り込む自動同期機能を加えた。このほか開発したWebアプリケーションの設計情報をExcelファイルに自動出力する機能や、Webアプリケーションを止めることなくデータベースの定義情報を変更できる機能など、保守しやすくする機能を充実させた。

 Forguncy 4の価格は開発環境と実行環境で分かれている。開発環境は開発者1人の場合、税別で17万2000円。運用環境は5ユーザーが同時接続する場合、税別で70万2000円になる。