レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは2018年10月12日、新しいストレージ製品群を発表した。先だって9月に中国Lenovo(レノボ)と米NetApp(ネットアップ)が提携しており、新製品はネットアップ製品がベース。レノボはストレージ製品のラインアップを拡充し、新たな顧客を開拓したい考え。

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズが発表した新ストレージ製品「ThinkSystem DM5000H」
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 「Lenovo ThinkSystem DMシリーズ」と「Lenovo ThinkSystem DEシリーズ」を発表した。両シリーズともオールフラッシュ構成かハイブリッド構成かのいずれかを選択する。エントリークラスおよびミドルクラス製品との位置付けである。

 DMシリーズはSANとNASの両方に対応するユニファイドストレージである。ネットアップのストレージ専用OS「ONTAP」を搭載し、ハイブリッドクラウドでの運用に向く。サーバー仮想化やAI(人工知能)活用といった用途を想定する。価格は777万5500円(税抜き)からで、出荷開始は10月12日。

 一方のDEシリーズはSANストレージで、ビッグデータ分析やデータバックアップといった用途に向く。価格は265万600円(税抜き)で、出荷開始は2018年11月9日。

 「レノボはサーバーを中心に提供してきたが、これだけでは十分ではない。ストレージ製品なども拡充し、顧客の要望に幅広く応えていく」。レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの橘一徳執行役員は製品発表会でこう話した。今後、ストレージ技術者の採用や育成を加速させるといい、販売パートナーへのトレーニングも進める方針である。