ソフトウエアのロボット(ソフトロボ)を使ってパソコン作業を自動化する技術RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールなどを手掛ける米コファックス(Kofax)は2019年5月16日、RPAやOCR(光学的文字認識)などの機能を組み合わせたサービス「インテリジェント・オートメーション」を発表した。クリス・ハフCSO(最高戦略責任者)は「世界中で労働力不足が問題になっている。日本も少子高齢化が進んでおり、生産性向上に課題を抱えている。(労働環境を)デジタル化していくことが重要だ」と訴えた。

クリス・ハフCSO(最高戦略責任者)

 同社はインテリジェント・オートメーションを使うと企業のデジタル化を効率的に進められるとする。具体的な利用例として帳票の電子化・管理を挙げた。紙の帳票をカメラやスキャナーで画像データにすると、まずOCRで文字を認識してデータ化する。次にソフトロボが文字データを電子帳票の決まった項目に当て込む。最後に、「プロセス・オーケストレーション」と呼ぶ機能が電子帳票を指定したシステムに振り分ける。こうした一連の処理を自動化できる。

インテリジェント・オートメーションの概要
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 ハフCSOはインテリジェント・オートメーション含めたサービス全体の開発方針について、「相互運用できるアプリケーションを増やし、自然言語処理の技術開発にも注力する」とした。インテリジェント・オートメーションは2019年7月初旬から有料版と無料トライアル版(12カ月分)を提供する。