今回は、パソコンをパワーアップする目的でメモリーを購入する際に必要となる知識を紹介する。

 パソコンのメモリーにはたくさんの規格があり、自分のパソコンに合った規格のメモリーを使う必要がある。まず自分のパソコンがどの規格に対応したメモリーを搭載しているのか、そしてメモリーを装着するソケットがどの規格に対応しているかを知ることが重要だ。

カタログスペックを調べる

 自分のパソコンはメモリーをパワーアップできるか、できる場合はどのメモリーを選べばよいのかを知るには、カタログスペックを調べてみよう。

 カタログに載っている仕様表の「メモリー」の項目には大抵、搭載済みのメモリー容量と最大容量、メモリーソケットの数などが書いてある。空きのメモリーソケットがある場合は、その空きソケットにメモリーを装着して増設できる。空きがない場合は、既に挿さっているメモリーを外して交換する形になる。

 カタログに「オンボード」と記載されている場合もある。これはメモリーがメイン基板に直接ハンダ付けされていることを示している。オンボードとソケットを組み合わせている製品ならいいが、オンボードのみの場合は増設できない。

 最大容量については、スペック表に記載されている最大容量が上限であると理解しておこう。最大容量を超えても動いたとしても動作は保証されないので、リスクがあると考えるべきだ。

ノートパソコンのメモリーは「SO-DIMM(S.O.DIMM)」と呼ばれるモジュール形式でソケットに装着されていることが多い
(撮影:鈴木 雅暢、以下同じ)
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NECの「LAVIE Standard(PC-NS150EAR-KS)」のカタログ情報。SO-DIMMソケットが2つあり、標準では空きが1つあることが分かる
(出所:NECパーソナルコンピュータ)
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NECの「LAVIE Hybrid ZERO(PC-HZ750FAB)」のカタログ情報。メモリーはオンボードのみで、ソケットはない仕様なのでパワーアップはできない
(出所:NECパーソナルコンピュータ)
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レノボ・ジャパンの「ThinkPad T460s(20F9002MJP)」のスペック表。こちらはオンボードで4GB搭載するほかに空きのソケットが1つある仕様となっている
(出所:レノボ・ジャパン)
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