10Gビット/秒で通信できる10ギガビットイーサネット(10GbE)。例えばファイルサーバーであれば、もはやローカルドライブと変わらない転送速度が得られる。ここにきてネットワークカードで1万円台の製品が登場。KDDI(au)が10GbE対応の光回線サービスを始めるなど、普及の機運が高まっている。本特集では、手に入りやすくなった10ギガイーサがもたらすメリットやその落とし穴などを5回にわたって解説する。

 約1万3000円からの激安10ギガビット・イーサネット(10GbE)対応ネットワークインタフェースカード(NIC)「ASUS XG-C100C」は、NASやゲームの快適性をうたう製品。一方、サーバーでの利用も想定する企業向け製品は3万円超とやや高い。いったい両者にはどの程度の性能差があるのか。今回は1万円台の激安NIC「XG-C100C」と、4万円台の企業向けNIC「Intel X550-T」の性能の違いを検証した。

 XG-C100Cは、台湾エイスーステック・コンピュータ(ASUSTek Computer)の低価格NICだ。2004年創業の米アクアンティア(Aquantia)の10GbEチップ「AQC107」を採用する。価格は実売で1万3000円前後。10GbE対応NICとしては激安に属する部類だ。

台湾エイスーステック・コンピュータ(ASUSTek Computer)の10GbE NIC「ASUS XG-C100C」
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 X550-Tは、米インテル(Intel)の10GbEチップ「X550」を搭載するNICで、ポート数が1のX550-T1とX550-T2の2製品ある。

米インテル(Intel)の10GbE NIC「X550-T1」
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 10GbE対応NICのリファレンス的存在で、ファイルサーバーのアプライアンス、いわゆるNAS用の拡張カードとしてもメジャーな存在だ。価格はX550-T1が4万円前後、X550-T2が4万8000円前後と、XG-C100Cの3倍超に上る。

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