「スマホネーティブ世代」と呼ばれる新入社員たち。この世代が中学生から大学生だった時期にスマホが一気に普及し、日常生活に欠かせないものになった。そんなスマホネーティブの新人たちにありがちな驚くべき行動と、それに対して先輩社員が取るべき対処方法を紹介しよう。

スマホ依存の社員も珍しくない

 スマホ世代はインターネットを利用する際、従来ネット利用の中核を担ったPCよりも、スマホを活用している。

 総務省が2018年7月に発表した「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、平日1日当たりのインターネット平均利用時間は、40代の場合PCで46分、モバイル機器(スマホ、フィーチャーフォンの合計)で63.5分なのに対して、20代はPCで43.9分、モバイル機器で114.7分だった。この結果から、20代のほうがネット利用に費やす時間が長いことが分かる。

 モバイル機器の主流はスマホなので、PCよりも主にスマホでネットを利用していることは明らかだ。20代のPCによるネット利用は、平日と休日で大差無いのに対し、モバイル機器によるネット利用だと休日は平日の約1.5倍となる179.8分に跳ね上がる。

総務省「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」より。平日1日の主な機器によるインターネット平均利用時間。若い世代では、モバイル機器でのネット利用時間が突出している
(出所:総務省)
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 実際に若者たちに話を聞くと、「スマホが手元に無いと落ち着かない」という人も多い。こうした人たちは、食事中でも入浴中でもスマホを持っているのだという。

 企業に勤める筆者の知人は、「机の上に私物のスマホをいつも置いている社員がいる」と話す。「業務に必要の無いスマホはカバンに入れておくのが常識だろう」と苦い気持ちになりつつ、たまにLINEなどのSNSをチェックしているのは気付いているが、業務に支障が無いから黙っているのだという。

 スマホなどの機器のオフィスへの持ち込みを、就業規則で禁止している企業もある。だが一般的な企業では、携帯電話やスマホの持ち込みに関する明確な規則が無く、社員の良識に任せているケースが多いのではないだろうか。若い社員がスマホをいつも手元に置いているので「カバンにしまっておくべきだ」と注意したところ、「そういう規則があるのですか?」と反論された知人もいた。

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