AI(人工知能)スキルを磨けば、年収は上がるのだろうか。ITエンジニア1700人を対象に実施したAIスキル調査では、AIスキルと年収の関係について分析した。

 AIの導入や活用に関する意識調査の結果を見ていく。調査では「会社として」「個人として」のそれぞれについて、AIに取り組むべきかを尋ねた。その結果、約6割が「会社として取り組むべき」と答えたのに対し、「個人として」は4割だった。会社としてAIへの取り組みが必要と自覚しつつ、必ずしも自分の問題とは捉えていない実態が透けて見える。

図 AIへの取り組みに関する意識
「会社としてAIに取り組むべき」は6割弱
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 だがIT人材が自身の年収を高めていく上で、AIに取り組むのが得策との見方もできそうだ。会社としてのAIへの取り組みと年収の関係を見ると、平均年収が高まるにつれて、「会社としてAIに取り組むべき」と答えた割合が大きくなる傾向が見られた。年収350万円以下は47.9%と半数弱だったが、年収1000万円以上は89.1%に達した。AIの活用に積極的な企業で働く人は高い年収が期待できるようだ。

図 年収と会社としてのAIへの取り組み姿勢の関係
年収が高い人ほど「会社としてAIに積極的」
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 年収とAI関連のスキルレベルとの関係を見ると、年収が高い人ほど高いスキルを備える。大まかに年収350万~600万円程度はレベル1、同600万~900万円程度はレベル2、同900万円超がレベル3という傾向が表れている。AI関連のスキルを磨く行動が、高い評価や年収につながると考えられる。

図 年収とAI系スキルレベルの関係
高収入の人ほどAIスキルが高い
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