ノートPCを選ぶ際には、CPUやメモリー、ストレージといった基本スペックも重要なチェックポイントとなる。これらの要素は、仕事でPCを利用する際の快適度に直結するからだ。とはいえ現行モデルのノートPCでは、採用されているCPUの種類が多く、搭載するメモリーやストレージの容量にも幅がある。どれがいいのか分かりにくくなっているのが実態だ。

 そこで今回は、CPUやメモリー、ストレージの役割と基本的な位置付け、そして新しくノートPCを購入する際の基準を紹介していく。

ノートPCでは、CPUやメモリー、ストレージを交換できないことが多い。基本スペックは十分に吟味する必要がある
(撮影:竹内 亮介)
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PCの中核として様々な処理を行うCPU

 CPUは、ノートPCに組み込まれたパーツを制御し、様々な処理を行う中核ユニットだ。原則として、CPUの性能が高ければ高いほどPC全体の性能も高くなると考えてよい。

 現在の主流である米インテル(Intel)のCPUは、性能が高い順にCore i7、Core i5、Core i3、Pentium、Celeronというブランドが設定されている。さらに、それぞれのブランドのなかに「プロセッサー・ナンバー」と呼ばれる数字が割り当てられたグレードが設定されている。基本的に、この数字が大きい方が性能が高いと考えてよい。

 CPUがどのくらいの速度で動作するかを示す「動作クロック」も重要な指標となる。より高い動作クロックをサポートするCPUの方が性能が高い傾向がある。

 例えば「Core i5-8250U」と「Core i5-8265U」では、冷却が十分な場合に自動で動作クロックをアップする「ターボ・ブースト・テクノロジー」が有効になったときの動作クロックが、8250Uは3.4GHzまでなのに対し、8265Uは3.9GHzまでアップする。よって8265Uの方が性能が高い。

CPUの動作クロックやコア数などの詳細なスペックは、PCメーカーのWebサイトで確認できる
(出所:マウスコンピューター)
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