Windows 10はセキュリティーに関しても大型アップデートのタイミングで機能追加や機能強化を図っている。その1つが、標準で搭載している「Windows Defender」と呼ぶセキュリティーソフトだ。

 既定の設定で有効になっており、他のセキュリティーソフトをインストールしない限り使用される。またWindows Updateを実行することで、常に最新の状態に保たれる。

 2017年4月に提供が始まったWindows 10 Creators Update以降では、「Windows Defender セキュリティ センター」と呼ぶ管理画面が設けられた。ここで、Windows Defenderによるウイルススキャンやアカウントの保護を設定できる。ファイアウオールやネットワーク保護の状態を確認したり設定を変更したりすることも可能だ。

「Windows Defender セキュリティ センター」はスタートメニューから起動する
[画像のクリックで拡大表示]
ウイルススキャンは、Windows Defender セキュリティ センターの「ウイルスと脅威の防止」で実行可能だ
[画像のクリックで拡大表示]

マルウエアの検出率が大きく向上

 マルウエア検出率も高くなってきているようだ。Windows Defenderは、Windows 8以降のWindowsに搭載されている。Windows 7以前では「Microsoft Security Essentials」というアンチマルウエアソフトが用意されていた。しかしMicrosoft Security Essentialsが提供されていた頃からWindows Defenderが登場した頃までは、マルウエアの検出率が低く攻撃に対する防御も不十分で、評判が良くなかった。例えば、主要セキュリティーソフトを評価している「AV-TEST」という機関によるテスト結果でも低評価だった。

 しかしマイクロソフトは、2015年3月からテストの結果が良くなり、同年8月には最高値を達成。それ以来、一貫して高スコアを維持していると説明している。AV-TESTによる2018年9~10月のテストでも、脆弱性に対する対策がない状態で、Webおよびメールのマルウエアに対し99%以上を防御。テスト時点から過去4週間に発見されたマルウエアは100%検出したという。これは、市販のソフトとほぼ同等のテスト結果だ。

「AV-TEST」のWindows Defenderの評価
(出所:AV-TEST)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。