満足度の理由は複数回答
(出所:MM総研「RPA国内利用動向調査(2019年1月調査)」、2019年2月12日)
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(出所:MM総研「RPA国内利用動向調査(2019年1月調査)」、2019年2月12日)

 MM総研がまとめた「RPA国内利用動向調査」によるとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入済みの361社のうち「満足」と回答した企業数が59%に達した。「不満」と回答した企業は4%にとどまった。

 満足度が高い理由について見ると、「業務が楽になった」が約7割を占めた。通常業務の自動化という分かりやすい効果が満足度の高さにつながっているという。

 「人手不足対策につながった」「残業等を削減できた」という回答も多く、従業員満足度の向上なども寄与しているとみられるという。

 調査は年商50億円以上の国内企業1112社を対象にWebアンケート調査を実施。国内で利用されている主なRPA16製品を対象に導入・利用状況や満足度などを分析した。

 RPAはパソコンの中にあるソフトウェア型ロボットが主にデスクワークなどで発生する定型作業を代行・自動化する技術だ。調査ではRPAを「利用している」と回答した社数ベースの2019年1月時点のRPA導入率は32%となった。前回調査の2018年6月時点の22%から約半年間で10ポイント伸びた。

 企業規模別では年商1000億円以上の大手企業で39%、年商1000億円未満の中堅・中小企業では27%となった。大手企業が先行しているものの、中堅・中小企業でもRPAが普及期を迎えているという。

 業種別にみると金融が44%と最多だった。金融以外の業種でも普及率が高く、業種に関わらず普及が進んでいるという。