PCのネットワーク機能は、デスクトップPCとノートPCでかなり違う。デスクトップPCは、一部は無線LANに対応しているが、基本はやはり有線LAN。一般的に、通信の安定感は有線LANの方が無線LANよりも高いので、これは当然だといえる。一方のノートPCは、昔は有線LANと無線LANの両方に対応するものが多かった。しかし無線LANの普及と本体の薄型・小型化が進むにつれて、モバイルノートを中心に無線LANだけ使える製品が増えている。

 では、PCのネットワーク機能に関するユーザーの満足度はどうか。日経 xTECHが独自調査したところ、「デスクトップPCユーザーの方が、ノートPCユーザーよりもネットワーク機能への不満が多い」ということが分かった。調査では、「有線LAN・無線LANの速さに対する満足度」について聞いた。その結果、デスクトップPCユーザーの不満(「やや不満」と「とても不満」の合計)の割合は30.7%だった。一方、ノートPCユーザーの不満(「やや不満」と「とても不満」の合計)の割合は22.8%である。デスクトップPC利用者の3人に1人が、有線LAN・無線LANの速さについて不満を持っている。

 そこで今回は、PCのネットワーク機能に対する不満を解消するテクニックについて解説しよう。

有線LAN・無線LANの速さに対する満足度
(日経 xTECHが実施したアンケートの結果から)
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 CPUやメモリー、ストレージと同様、ネットワーク機能も進化している。有線LANは1Gbps(GbE:ギガビットイーサネット)は当たり前、10Gbps(10GbE:10Gイーサネット)もそろそろ個人向けの普及が始まりつつある。無線LANの性能向上も著しいものがある。主役は最大600MpsのIEEE 802.11nから、1Gbpsを超える製品もある802.11acに移っている。

 インターネット接続サービスを提供する通信サービスも、今はFTTHがメイン。かつ、そのスピードも100Mbpsから1Gbps、2Gbpsと速くなってきており、個人向けの10Gbpsのサービスも始まっている。

 こうした進化の一方で、15年前に購入したブロードバンドルーターを何もトラブルがないので今も使い続けているといったユーザーは珍しくない。このような環境では、本来出るはずの速度でインターネットにアクセスできていない可能性がある。

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