VCSELを搭載した近接センサー
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 米Vishay Intertechnology社は、面発光型半導体レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)を搭載の近接センサーモジュール「VCNL36687S」を発売した(ニュースリリース)。VCSELのほか、フォトダイオード、信号処理回路と12ビットA-D変換器を集積したICを1つのパッケージに収めた。パッケージは外形寸法が3.05mm×2mm×1.0mmと小さい8端子LLPである。近接を検出可能な最大距離は20cm(7.9インチ)である。スマートフォンやタブレット端末、VR/AR端末などに向ける。

 VCSELの発振波長は940nmで、駆動電圧は+2.68〜4.8V、駆動電流は7m〜20mAである。視野角は60度(標準値)である。出力は12ビット分解能のデジタル形式である。I2Cインターフェースを搭載しており、これを介して各種パラメーターを設定できる。I2Cインターフェースのクロック周波数は最大400kHz。割り込み機能や、クロストークのキャンセル機能備える。電源電圧は+1.65〜1.95V。消費電流は、VCSELの駆動分を除くと160μA(標準値)である。電源電圧は−40〜+85℃。すでにサンプル出荷と量産出荷を始めている。価格は明らかにしていない。